記事タイトル:梅雨時期に 

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お名前: R。K   
 梅雨時、捜索代わりにメールさせていただきます。

 「未来を知るには歴史を知ること」の言葉の如く、彗星発見においても捜索する月には
 過去にどの彗星がどこに発見されたのか意識してしまいます。
  5/1の朝は、私も1968aのことを考えながらM31を見つめていましたが、関さんを始
 め多くのコメットハンターの心境も同じであったと思いました。
  彗星は突然出現するものですが、半年前の工藤・藤川彗星の発見の朝は私も同じ空を
 見ていました。
  ただ、双子座流星群の極大日で月齢も夜中過ぎは写真撮影に最適とあって、普段疎遠
 になっている重い赤道儀とカメラ等の機材の調整に時間をとられ、「まさかこんな3大
 流星群の極大日という特別の日に発見などあるまい」という先入観から、15cm捜索
 鏡の視野が彗星まで達しませんでした。
 彗星発見とはこんなものでしょうか。今後はこの教訓をバネにしていきたいと思います。
  さて今年初めて彗星会議に参加しました。
  この会でなぜハワイのスバル望遠鏡の説明を熱心にやるのか疑問に思いましたが、休
 憩時に富田さんとお話をする機会があったのは幸いでした。
  富田・ゲルバー・本田彗星発見時のお話の中で本田さんの偉大さが伝わってきました。
  また「彗星会議は関西で実施すると雰囲気が全然違いますよ」ともいっておられまし
 たが、なるほど関さんを含め関西の方々の活躍が目立っている気がしました。
  6月中旬から7月上旬は梅雨時とはいえ過去に、その間をぬっていんつもの彗星が発
 見されています。
  「まさか」が起こるのが彗星発見ですから9等以上のものは見逃さない精神でいこう
 と思っております。 
[2003年6月14日 15時36分46秒]

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