記事タイトル:セドナは大発見のようで 

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お名前: 上原 貞治   
石川様、どうもありがとうございました。
 そうですか。そういう名前が一つもついていないとは意外ですね。
せっかく小惑星を発見しておいて、「エビス」とか「ホテイ」とかそういう
名前をつけようとする人がいないのは、まああたりまえでしょうけど...
 でも、国立天文台で発見されたEKBOには、一つくらい日本人に親しまれた
神様の名前がついてもいいように思います。
[2004年7月8日 21時44分26秒]

お名前: 石川 大介   
上原様提案の命名、いずれも、既存の小惑星には命名されていませんでした。

わたくしなどは、西方浄土の入口に番人などがいたら、その名前がいいなぁ、
などと考えてしまいました。(仏教のこと、良く分からぬもので・・・)

ほかの皆様も、いかがでしょうか?
まあ遊びのひとつなのですが、「このHPを訪れる人の感性が問われている!」
なんてことになったら・・・
[2004年7月7日 12時33分16秒]

お名前: 石川 大介   
上原様、ありがとうございます。
天文学史上に名を残すような天体に(実際には行われないにせよ)付ける名前を考えるとなると、
やはり難しいものです。
しかし、小惑星の命名にあたって、その提案理由を読んで行くと、
提案者があれこれ考えた事情が分かってきて、面白いものです。

なお、教えていただいたweb上でチェックしてみましたが、
「宗谷」も「ユーコン」も、それらしい名前は見当たりませんでした。
1992QB1にはダメでも、国立天文台が発見して最初に番号登録されたEKBOに、
「宗谷」というのはぴったりと思いました。かってな感想ですが・・・
[2004年7月7日 12時14分1秒]

お名前: 上原 貞治   
石川様、

 私も勝手に考えようということで、最初は神様の名前を考えていたのですが、
あまりたいそうな名前にすると他の大物天体と釣り合いがとれずおかしいような
気がして、やはり地名がいいかな、と思い始めていたところです。

 折衷案として、神話に(宗教関係を含む)出てくる遠いところの地名というのは
どうでしょうか。私は西洋の神話には詳しくないので日本やその周辺の関係ですが、

 西方浄土、極楽浄土、蓬莱山、ニライカナイ、よもつひらさか、など...

はどうでしょうか。

 また、遠くからやってくる神様仏様というのも良いかもしれません。

 阿弥陀如来、弥勒菩薩、七福神のそれぞれの神様の名前、などなど...
「エビス」とかいいように思いますが。

 やっぱり、けっこうたいそうな名前になってしまいます。石川様の案にあるような
地球上にある北の地名の方が清涼感があって良いようにも思います。
 
 ちなみに下記に既存の小惑星名のリストがあります。

 http://cfa-www.harvard.edu/iau/lists/MPNames.html 
[2004年7月5日 21時11分22秒]

お名前: 石川 大介   
「1992QB1に付ける名前を勝手に考えよう」キャンペーンを勝手に張っていますが、
・・・神話関係の資料がなかなか入手できぬので、
地名で考えてみました。おそらく、既に他の小惑星に命名されているでしょうが・・・

「宗谷」とか「ユーコン」とか、北の、最果ての大地をイメージさせる名前など、
どうでしょうかね?

1992QB1などはダメでも、国立天文台が発見したEKBOに命名するときのことを
考えると、このような名前をいくつも考えることは、無駄でないと思うのですが・・・
どうでしょう?
[2004年7月5日 12時5分54秒]

お名前: 石川 大介   
1992 QB1には、やはり神話関係がいいでしょうかね。
只今、各方面をあたって調べているところです。

それと、やはりEKBOで、「遠日点距離135AUまで行く特異天体」として最初に発見され
一時話題になった、(15874)1996 TL66にも、気の利いた名前を考えてみては如何でしょう。
そのうち太陽系内部に落下してきて、巨大彗星になる可能性も・・・?
[2004年6月29日 19時0分27秒]

お名前: 上原 貞治   
Sedna 発見の衝撃の大きさは、それに名前がついていることからもわかり
ます。ご指摘のようにまだ永久番号もついていないのですから、実際には
命名提案権すら未だ発生していないはずなのに、名前付きで発表されたら
あっという間に広まってしまいました。これが並の天体だったら、IAU/CSBNから
「先走ったことをするな。あんたに名前を提案する権利はまだないよ。」
と文句が付くところでしょう。あらかじめ、IAU/CSBNの特別の内諾を得たものの
ようです。まさに「刺激的な」天体ゆえのことだと存じます。

 1992 QB1 の命名については石川様に同感です。命名提案権がなくても、
とても良い名前を考えれば、発見者やIAUも喜んで採用してくれるかも
しれません。
[2004年6月20日 8時43分35秒]

お名前: 石川 大介   
わたくしの、つたない書き込みへのご返信、いつもありがとうございます。

太陽系創世時、地球には火星の半分ほどもある原始惑星が衝突して、それがきっかけで
月が生成し、さらに天王星には同じような原始惑星が衝突して、自転軸が横倒しにされた
と聞いています。
セドナ発見の報を聞いて以来、外部太陽系に、このようにして太陽系内部から弾き出された
原始惑星が、いまだに残っているのではないか、そして、セドナがそのような天体であったら?
「セドナの組成が、他の超海王星天体と著しく異なる」などという結果が出ることを、
ひそかに期待しているところです。
さらに、このような遠方に冥王星よりも大きな天体が見つかっても、その天体を「惑星」と
見なすことが、果たして適切かどうか・・・

また。冥王星は、現在近日点からそれほど遠くない距離にあるため、わずかに増加した
太陽光を受けて、表面のメタンが蒸発して一時的な大気を作り、太陽から離れるとまた
固結する、ということを繰り返しているようですので、太陽に接近すれば、おそらく
彗星と同じような活動を見せることになると(素人考えですが)思っています。

こうも、いろいろな種類の天体が続々と発見されてゆくと、
もしかしたら、「惑星」の定義から、考え直さなければならなくなるのでしょうか?
研究の進展がとても楽しみです。

追伸:
最初に発見された1992 QB1にいまだ命名がされていないのは、わたくしも首をひねっていた
ところです。
もしかしたら、それにふさわしい名前が見あたらない、というのが、本音なのでしょうかね?
たしかに、ヴァルナやセドナのように、太古の神様の名前では、大げさすぎるでしょうし、
かといって、その使者のような名前では、「最初に発見された」という里程標としての
天文学的な意義が伝わらない、ということになるやも知れません。
ここはひとつ、実際に命名される前に、我々が、ふさわしい名前をあれこれ考えてみる、
という企画を立ててみるのも、面白いかも知れません。
わたくしは、手持ちの知識が乏しいので、資料をあさり、今から考えてみます。
[2004年6月19日 22時38分7秒]

お名前: SEDNA   
私にとってもSedna(A/2003VB12)の発見は大ニュースでした。
A/1992QB1(15760)の発見は当時中学生だった私にとって新鮮なものだったのですが、今回も同じような興奮を覚えました。
A/1992QB1の発見後、いわゆるカイパーベルト天体が続々と発見されて、れっきとした太陽系の一グループを形成したのは周知のとおりです。
おそらくSednaにも後進の同様な天体が数多く発見されてくることでしょう。
Sednaよりも更に遠方で、更に大きな天体の発見もいつか(おそらく遠くない将来)はあるでしょう。
まったくもって太陽系とは奥深いものですから...

P.S.それにしてもカイパーベルト天体の先駆けとなったA/1992QB1にいまだに命名されていないのは哀れな話です。
[2004年6月19日 20時41分4秒]

お名前: 上原 貞治   
 たしかにセドナは大発見ですね。
 冥王星級の天体が太陽系の遠くのほうにゴロゴロあるとしたら....

 そういう意味では冥王星の発見自体もさらに大発見といえますね。

 かつて、IAUが冥王星に「小惑星登録番号」をつけることを提案しようと
しましたが、反対があってつぶされたらしいことがありました。公式的には
「つぶされた」ことにはなっていないみたいで詳細は不明ですが、
ローウェル天文台あたりが「(大惑星の1つとしての)冥王星の発見の
価値を落とすものである」と苦言を呈したのが大きかったのではないか、と
推察します。トンボーさんのことを考えれば私も同感でした。

 しかし、冥王星の発見は、単独の「小さな惑星・冥王星の発見」
としてよりも、「深宇宙の小惑星群に属する最初の天体の発見」としての
ほうが価値があるような気がしてきました。太陽系の遠くにある全く
新しい構造の発見のさきがけになったわけですから、1個の惑星の
発見以上の価値があるでしょう。

 セドナの発見により、ローウェル天文台も考えを変えるかもしれませんね。
いずれにしても、将来、もっと遠くに、冥王星より大きい天体が発見された
ときには、彼らは再考せざるをえないでしょう。私は、冥王星が、小惑星の
ひとつにされてしまうのは気の毒だ、と思う反面、セドナや冥王星より大きい
天体の発見も期待しますので、複雑な気持ちです。

 それから彗星との関連についての疑問点ですが、仮に冥王星やセドナのような
天体が太陽系の内側に落ちてきたら彗星のように揮発質の天体として振る舞う
のでしょうか? キロンが彗星なら彼らは彗星でもいいのではないでしょうか?
[2004年6月19日 9時1分25秒]

お名前: 石川 大介   
付け足しながら・・・
小惑星 2003 VB12 は、発見から半年近くを経た今でも、まだ正式に番号登録されては
いないようですが、公転周期1万年以上だと、観測期間14年程度では、
軌道確定は無理なのでしょうかね?
(50000)クアィワーのときには、4〜5ヶ月で、過去の観測が見つかって、番号登録
されたようですが、もしかしたら、(100000)という、「丁」の番号に到達するのを、
待っているのでしょうかね?

わたくしは、彗星ファンを続けているうちに、その「生まれ故郷」とされている、
外部太陽系に対する興味をふくらませてきました。
セドナ発見の記事を詳しく読むにつれ、その興味が抑えがたくなって、
ジョギングにも手が付きません。
関係ないですが、この天体までの距離は、自分の足で一生走り続けても、
到底たどりつけない距離ですから・・・
(ちなみに、記録を取り始めてから9年間、現在まで走り込んだ距離は、
たった20000km弱です。アイアンマン・トライアスロンに参加しながら、
天文雑誌に入選するほど見事な天体写真を撮影されていた方がいらっしゃいましたが、
それに比べればわたくしなどは、ヒヨっ子ですね)

外部太陽系にある天体への探査を、心待ちにしているところです。
探査機が到達するだけで15年くらいもかかる、途方もない遠方ですが、
何とか、具現する道筋がないですかね?(歳月を待つべきこと、と思いますが)

わたくしは、今31歳、何とか実現するまでは、生きていたいものです。
次にハレー彗星が帰ってくる2061年と、どちらが先でしょう・・・?
賭けをして、その掛け金をプロジェクト立案と遂行のために寄付するとか(冗談です)
[2004年6月16日 23時15分43秒]

お名前: 石川 大介   
 海王星のはるか外側の巨大小惑星 2003 VB12 の、発見時の興奮さめて久しいです。
わたくしなぞは、その興奮のさなかにはその記事は斜め読みで、
今になってからじっくりと振り返ってみたのですが、どうやら太陽系に関する知見を
根本から覆す可能性を秘めた、大発見のようです。
 もしかして、地球に月をつくり、天王星を横倒しにした、張本人だったりして・・・
 宇宙、そして天文学は、これだから面白いですね。

 追伸:
 Sedna様、たいへん刺激的なPNを選ばれましたね。
 わたくしも、自分にPNを付けるときには、このような「命名」をしたいものです。
[2004年6月15日 12時36分59秒]

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