軽便なコメットシーカー

　記事タイトル：軽便なコメットシーカー　

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お名前： 上原　貞治　　

渡辺様、吉田様、ありがとうございました。
良いアイピースを使えば何とかなるのですね。大きなエルフレアイピースは
高嶺の花でした。今なら多少無理をしてもと思いますが、もう入手できないの
でしょうか。でも今の私はＶ社のＬＶで満足しています。

[2004年9月21日 21時58分5秒]

お名前： 吉田　桂一　　

上原様
東が太平洋・・との書き出しには、うらやましく思います。当方は岐阜の盆地ですから、地平近くは、
もやがかかったような感じで、さらに南は、名古屋・中京方面の光害ですから、太平洋に近いところに
お住まいの方がうらやましい限りです。

新星発見者の長谷田さんとは、ミノルタの営業の関係で時々お会いしていましたが、やはり太平洋を臨む
丘陵地から撮影しておられました。「足下に物を落としたら、わからなくなるほどの闇ですから・・」
と言われたほどの場所は、なかなかお目にかかれません。

一緒に発見を競いましょうと何度も誘われましたが、新星をやるときに南の空が明るくて、いて座が
見にくいハンディはやる気がなかなか起こらず、どうしても納得してもらえませんでした。
氏から、「不要だから」といただいたレンズ、アルミトランクや正立ファインダーは、再びコメットシーカーを
作ったときに生かすつもりで大切にしています。

渡辺様
Ａ社とＴ社のＥｒ３２ｍｍを比較したご感想には同感です。このコーナーの最初にも書かせていただいた通り、
以前１５ｃｍ級のコメットシーカー３台に、両社のＥｒ３２ｍｍを使用していましたが、架台の使い勝手が
よかったためもあって、Ａ社のＥｒ３２ｍｍは、今から思えば最高の物でした。

大型で、しかも時々中倍率のアイピースと交換する必要から、アスコの接眼部で、塩ビ管を使った簡単な
抜き差しで交換していました。
構成レンズがとにかく大きくて、ふところが深いというのか、コントラストのよいアイピースでした。
経験的には、７０度を超える見かけの視野を持つアイピースは、視野周辺部の星像が流れるか、中心部と
ピントの位置が異なり、彗星捜索では実用になりません。同時に、捜索時では、それほどの広視野周辺部まで
とても注意が届きませんから、視野は６５度程度が最適と考えます。たいてい、捜索で疲れてくると、
目の方がおかしくなって、周辺像が流れてきます、そうなったら捜索を切り上げていました。

目に負担がかからない程度の広角接眼レンズで、ピントがフラットにぴたりと決まった視野を見るときほど、
気持ちのよいものはないと思います。
Ｅｒ３２ｍｍには、Ａ社Ｔ社どちらにも、左目をカバーし、外から光が入らないように、自作のカバーを作っていました。
私はスケッチをしたり、星図を見るときに不都合でしたから眼帯は使用しませんでしたが、皆さんも同様と思います。

[2004年9月20日 23時21分52秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

上原様、こんばんわ。
私も同様の経験があります。短焦点反射で斜鏡が大きいと覗きにくいですね。
これはアイピースによって全然違いました。６０年台の昔から発見に活躍してきたＡ社の
Ｅｒ３２ｍｍは良いのですが、なぜか同じスペックでもＴ社の物は斜鏡の影が大変気になり
ます。

私は関先生のコメットシーカーにできるだけ近い物を、と思い、１０cmF6.4の屈折を購入しま
した。しかし、屈折ならコマ収差が少ないだろうと期待していたのですが、反射と同じぐらい
のコマで、一応２０倍３．３度という物ができたにもかかわらず、あまり使う気になりません。
しかも、なぜか極限等級が低く、淡い彗星が見えないのです。この屈折は高倍率の性能は
大変良いのですが、聞くところによると、それを優先するあまり色収差の補正を極端な設計に
して、青い光を思い切り散らしてしまっているのだそうです。彗星は青い光なので、見えにくい
のは当然です。

やはり、私は普通のニュートン反射が好きです。昔鳥羽彗星を発見された鳥羽健治氏と同じ
メーカーの１１cmＦ８のミラーを私は持っておりますが、これにＥｒ４０㎜を使用すれば、
２２倍３度という素晴らしい軽便なコメットシーカーとなります。長焦点なのでコントラスト
が良く、市街地でも結構見えます。斜鏡は３６mmで大丈夫です。
高価な望遠鏡より、このぐらいの物のほうが面白いかもしれません。

[2004年9月20日 21時44分25秒]

お名前： 上原　貞治　　

　私が茨城県に引っ越した当初は、やはり東が太平洋で「新しい空」が東から次々と
昇ってくるという地の利を生かす東空の捜索したいと考えました。ただ彗星の捜索は
荷が重いので、新星を探したいと思いましたが、これも写真現像等の実施が障壁とな
り、結果的には何も出来ていません。今はデジカメが使えるのではないかと考えて
います。

　２０倍程度の視界の広いコメットシーカーというのは考えるだけでもすごいですね。
私は幅の狭いベランダでも観測できるように20cmＦ４（ニュートン）を使っています
が、40倍以下では、射出瞳径が大きくなるとともに斜鏡の影が気になり出します。
観測上、斜鏡や副鏡の影が視野内で邪魔になるということはないのでしょうか。
視野周囲でのコマ収差や非点収差についてはよく知られていますし、副鏡による
回折の影響もしばしば議論されていますが、これに関してはあまり聞いたことが
ありません。

　広視界アイピースは月面の景色を見るときには威力絶大です。しかし、彗星を
見るときには使っていません。彗星で役に立つとしたら、周辺の星とともに
スケッチするときだと思います。

[2004年9月20日 18時37分59秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

吉田　様、大変興味深いお話です。ところで、今日は９月１９日。池谷・関彗星の
発見記念日です。毎年この日は特別に意識しております。今朝は残念ながら曇り。
現在も曇りで星は見えません。うみへび座の発見位置を見てみたいものです。

やはり、吉田様おっしゃるように、薄明中の空を能率的に捜索するためには
関先生が発見に活用された９ｃｍ１９倍３．５度というような広角コメットシーカー
でないとできませんね。１５ｃｍ以上では倍率が高くなりすぎて広視界が得られません。

最近はアイピースも９０度広角という素晴らしいものが市販されていますが、
私は使用した経験が無いのでコメントできません。しかし、人間の眼は９０度でも
対応できますが、捜索となると見落としが多いのではないでしょうか？
遊びでみるなら９０度は素晴らしいと思いますが、実用を考えると６５度ぐらいが
良いのではないかと、保守的な私の見解です。

[2004年9月19日 21時16分57秒]

お名前： 吉田　桂一　　

マックホルツ氏による10個目の彗星が、15cm反射による11等級での発見と聞くと、かつて氏が
望遠鏡の横で、眼帯を掛けた姿の写真が思い出されます。今回の発見はよほどの好条件と、氏独特の
工夫を凝らした捜索機によるものではないでしょうか。
急がず焦らず捜索を続けることがいかに大切なことかを、物語っているような気がします。

天文薄明中の捜索は、東天で言えば、①薄明前にも低空に見えていながら、充分捜索できなかった
空域を、高度が上がったために見やすくなって捜索する場合と、②薄明が始まってから見え始める
新しい空域の捜索があるとおもいます。どちらにしても、薄明のすすみ具合との時間的な競争と
なり、短時間で広範囲を探すことが求められると思いますから、かなり広角の捜索機が必要と
思います。この点から、15cmクラスのコメットシーカーよりも、8～10cm級の広角捜索機が有用だと思います。

また、薄明中の低空は、発見位置の確認が相当困難なので、ここも工夫のしどころだと思います。それにしても、芸西の空は、すばらしいの一言に尽きるようですね。対日照を写してみよう
と言う気にさせるほどの好条件のようですから・・、うらやましく思います。

[2004年9月19日 20時54分41秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

上原様。薄明中なら光害の影響ありませんね。グッドアイデアです。
私は長野市ですが、市街地なので４等星がやっとです。本気でやろうと思うなら、
郊外へ遠征すればいいのはわかっています。しかし、天文は仕事ではなく趣味なので
あまり無理はしたくありません。基本的には楽しむということが根底にないと長続き
しませんし。
石川様のように、今自分の置かれた環境で、できることを、できるだけやってみよう！
という態度がとても大切なのではないでしょうか？最初から諦めてしまっていたのでは、
楽しむことも何もできません。マックホルツ氏も、今どき旧式の１５ｃｍ反射で発見できる
とは予想していなかったのでは、と私は推測します。しかし、長年の捜索観測でつちかわれた
素晴らしい技術があったからこそ、の発見だと思います。

[2004年9月16日 22時37分4秒]

お名前： 上原　貞治　　

石川様、どうも恐れ入ります。よろしくお願いいたします。これは一般公開を準備する
側も責任重大ですね....

　さて、光害ですが、つくば市中心付近は肉眼で４等星まで見えることがあるので
多少ましですが、まあ似たり寄ったりです。以前は、発見された彗星をその後
数日以内に観測ということもたまにありましたが、最近は発見等級は暗くなり、
こちらの空は明るくなってそういうこともなくなりました。後から観測するのと
発見するのとでは、まただいぶ違うのでしょう。

　空の明るいところで彗星を見ようというのがふとい魂胆なのかもしれませんが
（失礼！）、私としては、空が明るいところで８等くらいの彗星が見られると
彗星が非常に身近に思えてとても安心するという気持ちです。

　太陽に近い空をまだ薄明中に捜索すれば光害はさほど問題にならないのではないか、
と素人考えをしますがこれはどうでしょうか？

[2004年9月14日 21時34分20秒]

お名前： 石川　大介　　

マックホルツ氏の新発見が、15cmF8反射望遠鏡で行われたことは、わたくしにとっても
驚きでした。
条件の悪い空とは言え、頑張れば、3等星が肉眼で何とか見える程度の、厚木の空でも
発見は出来ないとは言えない、ということでしょうかね？
（望遠鏡では、8等級の彗星が見えるか見えないか、というところです）

ここのところあまり望遠鏡を覗いてはいませんが、少し考え直させられます。
これから、日没が早くなるので、マックホルツ彗星を追跡して、彗星を見る「目」を
鍛えてみようか、と少し思いました。
まだ、LINEAR彗星(C/2003 K4)も見ていないのに・・・

追伸：
上原様、結局高エネルギー研の一般公開には行かれませんでした。
来年には必ず行きたいと思っております。

[2004年9月13日 17時59分24秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

マックホルツ氏が１０個目の新彗星を発見されました。
以前は２５ｃｍぐらいの反射鏡を使用されていたような。しかし、今回は何と！
クラシカルな１５ｃｍＦ８、３０倍の反射。カルフォルニアの空の透明度が良いことと、
南天－２２度ということもあるでしょうが、本当に敬服です。
リニアの盲点である南天に的を絞って、コントラストの良い長焦点Ｆ８で、
微光星を見逃さないように、こだわりにこだわって緻密な捜索をされてきたことが
容易に想像されます。マックホルツ氏は、今何歳になられるのでしょうか？
昔の彗星年表に掲載された、片目に眼帯をして自作の反射望遠鏡の横に座った
マックホルツ氏の姿が鮮明に思い出されます。
アメリカにも本田氏や池谷氏のような捜索家がいらっしゃるんですね。

[2004年8月30日 0時22分38秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

吉田様、はじめまして。ご返信ありがとうございました。
私にとって、アスコや宇治の反経は憧れでした。生産台数が少ないためか非常に高価でした。

私の１５ｃｍ反経はドブソニアン型ではなく、３０年以上前ごく普通だったスタイルです。
上下をロッドで支えるフォーク型です。私はこの型が一番使いやすいです。
ロッドの支持部を指でつまんで、フリクションを調整しながら垂直捜索をします。
（捜索の真似ごとをして楽しんでいるレベルですが、星空の美しさを満喫するにはこれが一番）
ロッドは接眼側にオフセットしてあり、水平回転軸も接眼側に寄せてあるので
使いやすいです。

経緯台の場合、天頂付近は垂直方向は重複が大きいばかり、水平方向はグルグル回るだけで
これまた重複。私は天頂付近１０度は切り捨てることにして、フォークを短くしました。
これで安定が良くなり、軽量化にも役立ちました。
しかし軽量化の代償として、振動はあります。それも「２００倍ではちょっと苦しいが、
１００倍までなら快適」というレベルにおさまったので、コメットシーカーとしては一応
及第点だと思います。
「単能機」ということで機能を切り捨てたり、ある程度で妥協したのが成功だったと思います。
長年いろいろと自作をやってきましたが、ようやく実用になるものができました。

[2004年8月24日 21時19分13秒]

お名前： 吉田　桂一　　

渡辺様　石川様

コメットシーカーについての考察、大変興味を持って拝読いたしました。
私もかつて１５ｃｍ級の反射経緯台コメットシーカーを３台使用しました。最初の２台は
アスコの１６ｃｍ(Ｆ６)反経で、アストロ光学の大型エルフレ３２ｍｍ(３０倍、２度)と、
清原光学のケーニッヒ１６．３ｍｍ(６０倍、１度)を使用していました。

３台目は、１５ｃｍＦ６苗村鏡を宇治天体精機で反経にマウントしていただきました。
鏡面も良く、タカハシのエルフレ３２ｍｍ(２８倍　２．３度)を使用しましたが、架台の
動きはアスコのほうが取り回しが良かったのを憶えています。
３台とも三脚でしたが、据え置きのため重量は気にしなくても良かったため、安定した
水平回転で満足して使用していました。

渡辺様の１５ｃｍＦ６コメットシーカー、軽くてさぞかし使いやすいことと思います。
「昔のエイコー９ｃｍ反経と同じ重量」との表現は、実際エイコーの９ｃｍを抱きかかえて
運んだ経験のあるものでないと、わからないのではないでしょうか(笑)。
この望遠鏡は斜鏡支持金具の形が独特で水平回転軸もやや貧弱でしたが、私も長く愛用した
なつかしい望遠鏡です。

反射コメットシーカーのスペックは使用する環境に左右されますが、私も皆さんと同様に、
水平回転軸と接眼部をなるべく近づけて、捜索の動作負担が最小になるようにしたり、広い
視野と適度な倍率・瞳径を得ることを考えていました。

近年明るくなった夜空に挑むには、どうしても大きな口径で比較的高めの倍率になりがちです
が、捜索機は稼働率が大切とのお考えには私も全く同感です。
メーカー品では特殊な構造は望めませんから、やはり自作によるいつでも使いやすいコメット
シーカーが一番ではないでしょうか。

それにしても８ｋｇまでの軽量化には敬服いたしました。

[2004年8月24日 18時16分5秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

石川様、ご返信ありがとうございます。２０㎝Ｆ６の反赤とは本格的な器械ですね。
最近はＦ８など長焦点鏡が入手できなくて困ります。Ｆ６も珍しくなってしまいました。
Ｆ６でも「長焦点惑星用」などと銘打って売られているのには、苦笑してしまいます。
最近は４０㎜５０mmなどの高性能な広角アイピースが市販されているので、長焦点鏡と組み合わせればシャープでコントラストが良い大変有力なコメットシーカーになりそうです。

彗星用には経緯台がいいんですが、２０㎝級となるとほとんど入手不可です。
私の物は３０年ぐらい前のＶ社の１５ｃｍ用をグラインダーで削って広げて２０㎝が入る
ように加工したものです。１５ｃｍＦ６は鏡筒はトタン巻き、架台三脚は堅木製です。

関先生も前にこのＨＰに書いておられましたが「市街地では口径cm×３ぐらいの倍率の
ほうがコメットシーカーとして有力だ」と。たしかにそのぐらいの倍率なら微光星雲が
一番良く見えます。しかし、視野が狭いので相当のテクニックと根気がないと捜索は大変だ
と思います。村上氏のように毎夜遠征観測ができればいいんですが、なかなか・・・。

[2004年8月22日 21時4分52秒]

お名前： 石川　大介　　

コメットシーカーには稼働率が高いことが大切、とのお話、わたくしも常日頃
思い知らされております。
手持ちの20cm反射赤道儀は、性能は第一級なのですが、何しろ重くて・・・
ベランダに出しっぱなしなので、家族には顰蹙をかっています。
仕事と走り込みの谷間に落ちて、C/2003K4彗星も未だにお目にかかっていないです。

口径20cmF8反射望遠鏡にK-40mmで、悪条件下でも微光の星雲がよく見えるとのお話、
興味深くうかがいました。
普段は、30mmの接眼鏡で、同じ40倍にしていますが、最良の条件下でも8等級の彗星が
やっと見えるくらいですが、目を慣らせばもう少し何とかなるのかも知れません・・・

自分の使用状態に合わせて自作、稼働率を高めること、・・・やはり、必要なのは努力ですね。

[2004年8月22日 11時27分53秒]

お名前： 渡辺　敏裕　　

関先生の著書に「１０～１５ｃｍの軽便なコメットシーカーが捜索には好適」
と書かれていたのを、ずっと意識してきました。
しかし、１０ｃｍ反射では非力で、１５ｃｍ反射では重く大きくなってしまいます。
最近は空が悪くなっているので、最低２０㎝は欲しいと思います。
双眼望遠鏡が理想的ですが、重く大きいです。
それで、私はもっぱら１０～１５ｃｍの反射を愛用しています。

Ｆ５とかの短焦点にすれば使いやすくなりますが、星像が甘くなるので、私は逆にＦ８ぐらい
の長焦点で、アイピースはレンズ構成の少ないケルナーなどが良いと感じています。
いささか前時代的な発想ですが、市街地ではバックの空の明るさを消すことが必要です。
私の２０㎝Ｆ８反経にＰ社のＫ４０㎜を使用すると市街地でも微光星雲が良く見えます。
でも、筒が長いこと視野が狭いことで大変です。
大道・藤川彗星の大道氏は１６ｃｍＦ９の反経にＫ４０だったと思います。

４５cm反射で捜索を続ける村上氏のバイタリティには感服ですが、村上氏のＨＰを拝見
しても、１１ｃｍ双眼鏡とか２０㎝短焦点反射とかも登場します。
やはり、軽便なコメットシーカーが活躍する場面が多いのでしょう。
何と言っても稼働率が高いことが最も大切です。

私は最近昔から持っていた１５ｃｍＦ６鏡を、「軽量化」をテーマに作り直しまして
全重量８ｋｇで片手でも持てるコメットシーカーが完成しました。
昔は口径を妥協して１３ｃｍを作ろうかと考えておりましたが、１５ｃｍでも十分に
「軽便なコメットシーカー」になりました。昔のエイコー９ｃｍ反経と同じ重量ですので
毎日とても楽しく使用できます。
自分の使用状態に合った物は、メーカー品でなく自作品に限りますね。

自作すること自体楽しいですし、その器械で星を見ることはとても楽しいことです。
私は市街地のアパート住まいですが、「多胡・佐藤・小坂彗星」の佐藤氏の１５ｃｍ反経
を（雑誌に掲載された）ふと思い出しました。
佐藤氏は今でも星を見続けておられるでしょうか。

[2004年8月21日 22時38分4秒]

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