奇妙な光跡

　記事タイトル：奇妙な光跡　

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お名前： 吉田　桂一　　

ヤフーニュースで報じられていた「白石市の水田　放電現象」は、スズメよけのアルミテープが
風で舞い上がり、先端が高圧送電線に触れて、水田に電流が流れた結果だとわかりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040817-00000007-khk-toh

[2004年8月17日 18時26分53秒]

お名前： 上原　貞治　　

吉田様、
　ありがとうございました。面白いというか少し恐ろしい話です。「球電現象」に
ついては私は詳しいことはわかりませんが、そう考えると不自然な動きをする
発光体も１つの物体がそういうふうに空間的に移動しているわけではなく、放電の
状態だけが伝わっていく、と考えると説明ができますね。

[2004年8月17日 7時23分35秒]

お名前： 吉田　桂一　　

上原様、貴重なご意見ありがとうございました。

①本日(H16.8.16)のヤフーニュースで、「真夏のミステリー　水田のあぜに大きな穴　白石」
と題して、宮城県白石市の水田に大きな穴が空き、Ｕ字溝が１０メートルにわたって変形。
爆発するような音が確認されたことから、「いん石が落ちたのか」と騒ぎに。穴を掘って調
べたところ、Ｕ字溝の鉄筋が溶け、コンクリートの一部がガラス化。

　現地調査した仙台市天文台の小石川さんや、星の村天文台（福島県滝根町）の大野さんら
によると、何らかの放電現象が起きたらしいとのこと。穴のほぼ真上を高圧電線が通っている
が、この電線が関係しているかどうかははっきりしていない。・・・というニュースがに公表
されました。小石川さんらのお名前はみなさんご存じと思います。

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000005-khk-toh)をご覧下さい。

②また、別の話になりますが、球電(キュウデン)現象というのが古くから知られています。
その手の解説書も出版されているようですが、私は読んだことがありません。情報を検索して
みると、球電に関する玉石混合の情報があります、はっきりしたことはわからないようですが、
どうやら大気中の電気現象による発光体のようです。

私の身近では、昔々のことですが、隣のおばあさんから聴いた話がこれに近いものです。
その話とは、「ある雷雨の夜、家の中に、バレーボールくらいの明るく輝く発光体が現れて、
ふらふらと部屋の中を動き回ったので、怖くなって外へ逃げ出したら、そのうちいなくなった。
そして、戻ってみると、家の中の電機器具や金属製品が壊れていた・・・。」というものです。
満足な照明器具のない時代でしたから、驚いたことだったと言われました。

③以上の現象を参考に考えてみると、私と家族が見た光跡は、大気中の電気現象ではないかと
思います。(確たる証拠も無くて結論付けるのは、まったくいけないことですが。)　
光跡が見えた方向の山には、高圧線の集中変圧基地(?)が設けられており、高圧鉄塔が幾筋も
山の上を通っています。高圧送電線の周囲で起きた電気現象か゜、光跡となって見えたのでは
ないかと思います。

いつも車の中に双眼鏡とカメラは携えていますが、また同じような現象を見たときには、もっと
詳しく観察してみたいと思います。

[2004年8月16日 20時37分52秒]

お名前： 上原　貞治　　

　吉田様、興味深い現象についてありがとうございました。

　お話の「飛行体」の正体は私にはさっぱりわかりませんが、「流星が見かけ上
下から上に飛ぶように見えることがある」というのを思い出しました。流星が
おおむね観測者の方に向かって飛んできて、途中で、わずかに下降速度成分のみが
緩まった場合（依然として下降はしているがやや突入角度が浅く変化した場合）、
見かけ上、下降から上昇に転ずるように見える場合が原理上はあり得ますが、
吉田様の今回の飛行体の場合、そのような可能性はありますでしょうか。

　流星はたまにカーヴすることがあると聞いていますが、大きな方向転換は
しないと思います。人工天体の落下なら構造や搭載物の関係でそういうことが
あるでしょうか。詳しい方のご意見を伺いたいと思います。

　ちなみに私はこのようなものは見たことがありません。ずっと動きの遅いものなら
35年くらい前に見たことがあります。０等くらいの光点が赤い尾を引きながら、夕方の
薄明中の西空の高度30度くらいの狭い範囲を数十分にわたって上がったり下がったり
して、赤い曲線を空中に残していました。最後は薄くなって消えてしまいました。
気球のようなものだったとしか考えられませんが、そういうものが近くで飛ばされる
という話は聞いたことがなく、いまだに正体不明です。今回のお話のものは、こんな
遅い飛行体とは全く違う感じですね。

[2004年8月4日 7時59分14秒]

お名前： 吉田桂一　　

昨日、2004年8月1日(日)の夕刻、私が家族と買い物に出かけるため、自宅の車庫へ向かって
いたときのことです。夜空には薄雲があるものの主な星座はほぼわかる程度で、東には昇った
ばかりの月が、南の空にはアンタレスが輝いていました。

そのとき、家族が南の空を指さしながら、「あの明るい星は何?」と聞きました。
私が、「あの星?、あれはアンタレスといって、さそり座の１等星、少し赤っぽい星に見える
だろ、サソリの心臓なんだ。」
こう話していた時、私は、サソリのはさみの少し右あたり(15h30m  -20)で、２等星程度に
輝きながら、ななめ左下方向、ちょうどアンタレスの少し下に向かって動いている星のような
光点を見つけました。

光点の動く早さは、ISSなど人工衛星が動く早さよりも倍以上でかなり早くて、直感では
「流星?」と思いました。しかし2～3秒みていても、明るさに変化はなくて、明滅もせず、
ふらつきもせず、等速でななめ左下へまっすぐ移動している様子から、「人工衛星にしては
早すぎるし、航空機でもないし・・?」と、判断できないまま眺めていました。

家族も同じように見ていて、「あの星は何?、どんどん動いてるよ。」「何かわからないから、
もう少し見ていて。」私は、こう言うのが精一杯でした。
すると、アンタレスの少し下(16h30m  -30)を通過した後少しして(17h00m  -35)、上向きに
動きを変えた様子がわかり、上に向かうのか?と見ていたら、サソリのしっぽのあたり
(17h30m  -35)で、今度は再び下方向に向かったかと思うと、直径数度くらいのきれいな円を
描くようにＵターンし始めました。そして、180度以上回転して、またアンタレスの方向へ向か
うように見えた後、フッと消えてしまいました(17h00m  -35)。

この間10秒余りでしたが、消滅するまで２等星程度の点像で、明るさの変化もなく、かなり早い
スピードながら等速で移動する様子は変わりませんでした。
時計を見ると、20時10分でした。

光点が消えた後で、ぐるりと夜空を見回しましたが、薄曇りながら東の月はよく見えており、
「ウサギの餅つきが見えるね」と家族がいいました。このとき航空機も全部で４機があちこちで
飛行している様子もわかり、それと比べても光点は格段に早い動きでしたし、最後までひとつの
点像でしたから、決して飛行機や鳥の見間違いではないと思いました。

「ねー、今の星は何?　消えちゃったよ。なんだったの?」「うーん、わかんない。」
「わかんないって?、それじゃあUFOってこと?　わーい!、いいもの見ちゃった!」
「あの光が何にしても、あれだけ猛スピードで急カーブの運転(?)されたら、乗ってる人(?)は
ひっくり返って目を回しちゃうだろうね。」「スピード違反はだめだよねー。」(笑い)

光点の正体として一番可能性があるのは、動きからするとやはり鳥ではないかと思いますが、
近くなら鳥とわかるでしょうし、遠くなら見えた方向は山だけで、２等星の明るさまで鳥を照ら
し続ける強力な光源はありませんから、その可能性も低くなります。

もう２０年くらい前になりますが、当時ニコンの１２cm双眼望遠鏡で未明の東天を彗星捜索して
いた時、視野(径３度)の中央で、あれれっと思う間に径１度の円を描くように消えていった小さ
な飛行体?を見たことがあります。
その後このことを天文ガイドの読者サロンに載せていただきましたから、当時の天ガをお持ちの
方は探してみてください。(私は当時の天ガをまとめて某ペンションへ譲りましたから手元には
ありません。)

今回のような説明できない光点を見たのは、そのとき以来の出来事です。

[2004年8月2日 21時47分38秒]

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