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芸西天文台通信<2005年3月13日号>


● C/2004 Q2 (Machholz)
 IAUに送る彗星観測です。コードナンバー370は懐かしい番号で”Kouchi Observatory"です。Geiseiが出るまでは、すべてこれでした。芸西ができて372となり名称も正しくは"Kochi Observatory Geisei station"となりました。高知天文台(自宅観測所)では口径17.5cmの反射を使っていますが、この観測を最後に赤道儀が故障しました。

    CK04Q020   2004 12 05.63368 04 47 27.75 -24 44 00.8           5.5 T      370
    CK04Q020   2004 12 07.60538 04 44 09.76 -23 33 30.7                      370
    CK04Q020   2005 01 01.38438 03 50 28.73 +09 40 33.3           3.8 T      370
    CK04Q020   2005 01 16.39826 03 16 55.03 +40 34 34.5                      370
    CK04Q020   2005 02 25.45764 03 35 47.4  +80 49 29.9           6.0 T      370
    CK04Q020   2005 03 07.54236 05 52 24.8  +84 35 46.7           6.4 T      370

 最近のマックホルツ彗星の姿をお眼に掛けます。北極星に接近しましたが光度が落ちました。いつかパンサー彗星(C/1980 Y2 =1980u)と言うのが北極点を掠め60cmでの静止撮影で点像に写ったことがありました。昔は極近くの位置測定はむつかしかったのですが、今は完璧ですね。


C/2004 Q2 (Machholz)
2005年3月13日 22時04分から8分間露出
60cmL F3.5  TM400フィルム




Copyright (C) 2005 Tsutomu Seki. (関勉)