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芸西天文台通信<2002年12月13日号>


● P/2002 X2(NEAT)の観測データ
P/2002 X2
2002UT          R.A (2000)    Decl.       m1
Dec. 10.55938   2 16 47.27   -7 05 27.1   18.3   372
Dec. 10.57674   2 16 46.81   -7 05 15.8   18.3   372
 月が西南の洋上に落ちかかり彗星の位置も南に低く、決してよい条件ではありませんでした。彗星はX1のやや恒星状に対して完全な雲霧状で、コマは10"〜13"。中心核は淡く全体としてぼんやりしたイメージです。尾はPA75°に短く(1′くらい)見えています。

● C/2002 V2(LINEAR)の観測データ
C/2002 V2
Dec.  1.66111   5 16 14.07   +10 00 47.2   18.1   372
     10.62639   5 06 54.82    +9 53 25.7   18.5   372

● C/2002 V1(NEAT)
 12月9日22時、20cm屈折60Xで覗いたところ、全光度は11.5等でD = 2'。
写真は60cm反射鏡で同日21時52分から22時7分までの15分間のメトカーフ法ガイドで撮影しました。
 2003年2月18日には近日点距離が0.1天文単位以内となって消滅する運命にある。
[C/2002 V1(NEAT)]






Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)