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芸西天文台通信<2002年12月9日号>


● C/2002 X1(LINEAR)の観測データと近況
 青白い雪雲が盛んに去来し、晴れて星が出ても遠い北山からの小雪がドームの上に舞い落ちます。月が西南の海に落ちかかる21時頃から暁の28時までがんばりました。南の洋上は常に晴れてカノープスが蒼く巨大な光芒として海を渡っていました。
 C/2002 X1(LINEAR)は2つの解があるそうですが、予報値はまったく同じで、あと1週間待たないと判定できないでしょう。
2002 UT        R.A  (2000)    Decl.         m1
Dec. 9.74444   10 30 07.33   +20 16 20.3   16.5
     9.75764   10 30 06.53   +20 16 26.3
C/2002 X2(NEAT)は残念、少し遅れました。
今夜も今から出発!四国でも中央山地は20cm以上の積雪の模様。
明朝の芸西の予想最低気温マイナス1度。
本格的な冬将軍が来ましたね!






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