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芸西天文台通信<2002年12月1日号>


● 芸西天文台の60cm反射鏡と測定用コンピュータが復活
 11月30日夕、村岡健治・下元繁男両氏が来てくださり、2台のパソコンの修理調整を行いました。
 いつも彗星の測定に使っているMS−DOSパソコンの方は村岡氏がCD-ROMドライブを交換して、従来通りGSCの星図が出るようになりました。もう1台のWindows PC方は内臓ハードディスクが不調で、彗星課のHPも見にくかったのですが、下元氏の長時間に渡る作業で通常に戻りました。感謝します。
 芸西天文台の60cm反射鏡の方は代用の部品を持ってきて応急に修理し、赤緯の早送りが非常に遅くなり、ギアの音も異常に高くなりましたが当面これで観測します。早速観測した天体をGSCで測ってみました。C/2001 Q4の前回の報告は無視して今回のデータを使って下さい。
 また54P/de Vico-Swift-NEATは写真ではとても暗いですが、この光度はどうでしょうか?CCDではもっと明るいかも?
 18D/Perrine-Mrkosは12月に今期最後の捜索を行います。暗い冬の星空を60cmの鏡筒は無言にそのバリエーションを追っています。
C/2001 Q4(NEAT)
2002UT          R.A  (2000)   Decl.         m1
Nov. 25.50021   2 12 22.88   -41 27 32.7   15.5   372
    25.51146   2 12 22.43   -41 27 33.8          372
     25.52153   2 12 21.94   -41 27 34.7          372
     26.57847   2 11 35.79   -41 28 04.4          372
     26.58646   2 11 35.41   -41 28 03.3          372
     28.49688   2 10 13.03   -41 28 27.6          372
     28.54132   2 10 11.12   -41 28 27.8          372

54P/de Vico-Swift-NEAT
2002UT          R.A  (2000)   Decl.         m1
Nov. 26.48958   1 36 41.59   +17 21 16.3   19.5   372






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