芸西天文台通信＜2002年10月12日号＞

● 板垣公一氏が発見したNGC205の新星
　NGC205に発見された板垣公一氏の新星ですが、もうすでに18等級に落ちたのか21cmイプシロンでは限界に近い17.5等です。位置は下のとおりで串田氏の測定と1”強の差が出ました。
　 0h40m15s.26
　+41o44'18".2　（2000.0）
　他の銀河の新星としてはセンターからかなり外れた暗いものでしょうか。他に紛らわしいものは見えていません。

NGC205の新星
2002年10月11日　1時30分～40分
望遠鏡：ε210　フィルム：TP6415