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芸西天文台通信<2002年6月27日号>


● 29P/Schwassmann-Wachmann 1の写真
 先に度々爆発的に増光することで有名なシュワスマン・ワハマン第1彗星が増光したとの外国からのニュースがありましたが、6月21日(U.T)芸西で写したところ、写真では13.5等〜14等で写りました。しかしこれは彗星年表2002の村岡氏の予報光度とほぼ一致しています。
 最近天気が悪いことと夏は天体写真の写り具合が悪く、芸西の観測も停滞気味ですが、先日松原市の好見勝美さんから6415の水素増感フィルムが送られてきました。新しいうちは感度も高いと思われますので梅雨が明けたら観測を再開します。好見さんはアマチュア天文家で、日本では数少ない(今ではたった一人?)の水素増感を行う貴重な方です。
[29P/Schwassmann-Wachmann 1の写真]
29P/Schwassmann-Wachmann 1
2002年6月21日 2時46分から5分間露出
芸西天文台 60cmF3.5反射 (TM400フィルム)






Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)