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芸西天文台通信<2000年12月11日号>


● 宇都宮-Jones彗星 C/2000 W1(Utsunomiya-Jones)
 一転して冬型の気候となりました。北風がドームをなで、木立が騒ぎます。冬型で空の透明度(4)は良く薄明と東天に満月の光る中、C/2000 W1(宇都宮‐Jones)は良く見えました。
 20cm屈折で60×では7’ほどの大きなコマで、全光度は6.9等。恒星の中を見る見るうちに移動していく様子がわかります。
 17時50分から約30分間観測し、60cm鏡で9枚の写真を撮りました。目下いて座を北上中で、2枚の写真は僅か3分間で移動の様子がわかります。

[C/2000 W1(Utsunomiya-Jones)の写真]
2000年12月11日 18時12分

[C/2000 W1(Utsunomiya-Jones)の写真]
2000年12月11日 18時15分
60cm反射鏡
芸西天文台 関勉








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