ホームページへジャンプ


OAA彗星課報告<2002年12月2日号>


● C/2002 V1(NEAT)
 来年(2003年)の2月に近日点を通り、太陽に0.1天文単位まで接近するニート彗星は、計算上は2月20日頃1等級になる。彗星が小さく絶対光度が暗い彗星は近日点の通過前に暗くなり事実上消滅する。12月1日の芸西の観測では意外と明るい14等級で、標準等級が日毎に上がりつつある。場合によったら近日点通過後消滅しない可能性も出てきた。これから注目しよう。
C/2002 V1(NEAT)
2002年12月1日 23時50分から12分間露出
芸西天文台 60cm F3.5反射 TP6415フィルム

● C/2002 V2(LINEAR)
 とにかく暗い。芸西の60cm反射鏡で30分露出を2枚やってほぼ明確に捉えた。しかし焼付けの段階でわかりにくく、辛うじてその痕跡を見ることができる。19等星に近い暗さ。これから暗い星に立ち向かうのが芸西の役目。
C/2002 V2(LINEAR)
2002年12月2日 0時37分〜1時7分
芸西天文台 60cm F3.5反射 TP6415フィルム
(注)識別できないほど淡かったので強烈な画像処理を行ないました

● C/2001 Q4(NEAT)
 2004年5月に大彗星になる。しかし今はその卵であり、南の洋上を低く運行している。まだ先のことであるが、明るい彗星を待つのは楽しい。来年の早春にはいったん太陽に近くなって見にくくなる。
C/2001 Q4(NEAT)
2002年11月28日 21時51分〜22時8分
芸西天文台 60cm F3.5反射



Copyright (C) 2002 Tsutomu Seki. (関勉)