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OAA彗星課報告<2000年10月1日号>


 福島県の佐藤裕久さんから早くFAXが届きました。氏はIAUのHPを朝見て連絡してくださりますが、いつも情報が早くて喜んでいます。

 例のリニア計画によって新彗星C/2000 S2が発見されました。
                        R.A.          Decl.      m1
2000 Sept. 27.44573  7h11m15s.46  +27o43'48".5  18.6
 この星はマースデン氏によって放物線軌道が発表されましたが、中野主一氏によると1984年に1回出現してその後行方の知れなかった、D/1984 W1と同じ天体であるとのことです。両者の軌道を比べてみてください。10月には18〜19等と暗くなって行きます(IAUC 7499から)。
 OAAの彗星年表2000に予報を出していましたが、元の観測が悪いので約1ヶ月のズレがありました。彗星の符号の頭に”D”が付く星は行方不明になったか、もしくは消えた彗星のことです。

C/2000 S2(LINEAR)
Epoch = 2000 June 25.0 TT
T = 2000 July 14.2917 TT
e = 0.666835               Peri. = 317.7452
q = 1.319021               Node. = 55.3594  2000.0
a = 3.959066 AU            Incl. = 21.6197
P = 7.878 years            n     = 0.1251166


P/1984 W1(Shoemaker 2)
Epoch = 1984 Sept. 17.0 TT
T = 1984 Sept. 26.6713 TT
e = 0.666745               Peri. = 317.5714
q = 1.319905               Node. = 55.5012  2000.0
a = 3.960650 AU            Incl. = 21.5897
P = 7.882 years            n     = 0.1250415


Copyright (C) 2000 Tsutomu Seki. (関勉)