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M42 オリオン星雲
オリオンの3つ星が西に傾いていく姿は早春のシンボルといえます。私が幼少の頃、父が教えてくれた星がこの”3つ星”でした。3つ星の少し南に輝く大星雲は、もうもうたるガスで、肉眼や双眼鏡でもボーッとした姿が見られます。芸西天文台の60cm反射鏡で写した美しい赤とその複雑な姿をごらん下さい。このガス星雲の中から新しい星たちが生まれているのです。 |
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M45 プレアデス星団(すばる) おうし座のプレアデス星団は、いま夕方の西空に傾いて行きます。肉眼で6つほど見られるので日本からでは古くから”むつらぼし”として親しまれました。写真に撮ると、この散開星団は、青いもうもうたるガスでつつまれている様子がよく分かります。小口径望遠鏡の良い目標です。また、双眼鏡で眺めると格別に美しい星団です。 |
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カノープス(りゅうこつ座) りゅうこつ座の1等星カノープスは、日本から見にくい星です。東京地方より南ですと、今なら19時頃、真南の地平線上に低く見られます。中国では老人星とか長寿星とか言われ、一度見ると長生きすると言われています。南の芸西天文台は海の上によく見られます。肉眼では立派な青い1等星としての輝きを、すぐ上(北)のおおいぬ座のシリウスとその美しさを競っています。 |
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M31 アンドロメダ大星雲 冬には夕方の天頂付近に見えていましたが、春になると西北の空に低くなります。我々から約240万光年の彼方にある大銀河を芸西天文台の60cm反射鏡が捕らえました。時々超新星と言われる星の爆発現象が見られますが、恐らく我々太陽系の様な天体もたくさんあることと思われます。 |
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M33 さんかく座の系外星雲
アンドロメダ座のすぐ隣のさんかく座の系外星雲です。我々の銀河系の隣ともいえる235万光年の距離にあります。見かけ上は大きいですが、かなり淡い銀河です。また若い星が多く、写真に撮ると青っぽく写ります。 |
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ペルセウス座の二重星団(散開星団)
Wの形状をした星座として知られているカシオペア座のすぐ左下に見ることができる散開星団です。肉眼でもボーッとした光芒として見ることができます。 |
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Copyright (C) 1999 Tsutomu Seki. (関勉)