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2001年8月号<8月の天体>


[Petriew彗星の写真]

Petriew彗星(2001 Q2)

 青く美しいコマを輝かせながら太陽方向へ進んでいきます。20cmで楽に見え、コマは西に僅かに流れています。

2001年8月29日 4時2分
60cm F3.5反射
ISO 800 ネガカラー
9分間露出
[NGC 1365の写真] NGC 1365と超新星(2001 du)

 -36°という南の低空にあって、日本からなじみの薄い銀河ですが、2001年8月に14等級の超新星がオーストラリアのエバンスによって発見され有名になりました。芸西天文台通信のモノクロ写真と比べてみてください。超新星は西90"の位置で、渦巻き銀河の腕の中にあります。超低空なので気流のために星のイメージが崩れやすいのですが、シーイングが良かったためシャープに写っています。普段は無理な拡大(20×)をするので星のイメージが悪くなりやすいのですが、芸西の60cmは本来このように像は非常に良いのです。

 下の画像は中央部の拡大で超新星を示しました。

2001年8月29日 4時13分
60cm F3.5反射
ISO 800 ネガカラー
10分間露出
[NGC1365の拡大画像と超新星]


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Copyright (C) 2001 Tsutomu Seki. (関勉)